特別講演

「中部大学とものづくり教育」

日程/時刻 :   8/29(月)   13:00 ~ 14:00

オーガナイザ

長谷川 勝(中部大学)

招待講演者

竹内 芳美(中部大学長)

中部大学の前身である中部工業大学は1964年に開学し、機械工学科、電気工学科、土木工学科と建築学科の4学科からなる工学部だけの単科大学として発足している。機械工学科では発足当時から特に「ものづくり」に力を入れ、実習に重きを置いてきている。この伝統は現在まで引き継がれ、講義での座学から機械実習工場での機械加工や金属加工の実技まで幅広くものづくり技術を体得できる。この講演では特に機械工学科のものづくり教育を中心にその概要を説明するとともに、ものづくりの研究についても紹介する。

企画セッション

OS1「放送番組のインターネット配信サービス事例と技術動向」

日程/時刻 :   8/29(月)   16:30 ~ 18:30

オーガナイザ

吉田 征彦(日本放送協会, 映像情報メディア学会)

2020年に南関東エリアを対象とした番組の配信でサービスを開始した「NHKプラス」は、地方向け放送番組の配信やテレビ向けアプリによる見逃し番組配信などサービスを拡充している。在京・在阪民放などが運営し、見逃し配信で利用者を拡大してきた民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、民放5系列揃ってのリアルタイム配信が2022年4月にスタートした。このセッションではこれらの事例とともに、インターネットにおける動画配信サービスの安定稼働や配信の低遅延化に欠かせない技術の最新動向や取り組みを紹介する。

OS2「 音響学の次世代を担う若手研究者による異分野融合セッション」

日程/時刻 :   8/30(火)   15:30 ~ 17:30

オーガナイザ

大道 竜之介(ヤマハ株式会社、日本音響学会)

音響学は,物理学の一部門として始まりましたが,心理学や生理学,近年では計算機科学など多くの分野を取り込んで発展したため,その応用技術は広範囲に渡っています.本セッションでは,音響学を取り巻く多岐に渡る分野について新進気鋭の若手研究者の方に最新技術動向をご紹介いただくことを通じ,各分野の交流を図りつつ音響学の今後について未来像を予測することを試みます.

OS3「令和3年度 電子情報通信学会東海支部 学生研究奨励賞 セッション」

日程/時刻 :   8/29(月)   14:30 ~ 16:15

オーガナイザ

山里 敬也(名古屋大学, 電子情報通信学会)

本企画セッションでは,令和3年度 電子情報通信学会東海支部 学生研究奨励賞の受賞者に登壇いただき,受賞研究に関する講演を行う.

OS4「多様なライフスタイルを実現する移動・情報技術の共進化と社会受容」

日程/時刻 :   8/30(火)   15:30 ~ 17:30

オーガナイザ

米澤 拓郎(名古屋大学、電子情報通信学会)

現代に起こりつつある情報や移動に関する技術革新は、時間・空間の移動コストを最小化し、産業革命以来の大きな変化を生み出しつつある。一方で、社会課題の複雑化と価値基準の多様化により、技術先導型の「豊かなライフスタイル実現」は困難になりつつある。今後のライフスタイル革命を牽引するためには、 異分野の専門家でチームを組み、互いの専門を理解・尊重しつつ、ライフスタイルの多様な「価値を創造」し、その「技術・方法論」の構築により社会への橋渡しが可能な、超学際的な研究開発が必要である。本セッションでは移動・情報技術に関する多様な視点での最新の取り組みを紹介し、超学際的な取り組みを推進するための視座を得ることを目的とする。なお、本セッションは名古屋大学が進める卓越大学院TMIプログラムとも連携し、その取組の紹介もさせていただく予定である。

OS5「スマート空間と情報処理技術」

日程/時刻 :   8/30(火)   10:00 ~ 12:00

オーガナイザ

松原 豊(名古屋大学, 情報処理学会)

マーク・ワイザーの提唱したユビキタスコンピューティングは、実世界の人間活動を支援するためのスマート空間技術として活発な研究開発がなされ、スマートフォンを通じた行動認識やIoTによる環境認識等、様々な形での社会実装が進んだ。一方、現代では我々が価値をおく実世界はもはや物理世界のみならず仮想空間での活動も含み、スマート空間のあるべき形やその際の技術課題は今後大きな変化点を迎えると考えられる。本講演では、これまでの同分野におけるスマート空間、スマートシティ等の研究開発を踏まえつつ、今後の研究課題を議論する。

OS6「人のつながりと通信ネットワークへのアプローチ ~ ネットワークサイエンス ~」

日程/時刻 :   8/29(月)   14:30 ~ 16:15

オーガナイザ

矢守 恭子(朝日大学、IEEE名古屋支部)

通信ネットワークは人のつながりの中で成長してきました。人(ユーザ)の行動が変容すればネットワークは姿を変え、新しいサービスができれば人の繋がり方も変わっていきます。今後、メタバースの世界が実現すれば、人の繋がり方は、さらに進化すると思われます。ここでは、通信サービスを利用する“人”に着目したネットワーク研究について多方面からのアプローチを紹介します。

OS7「次世代の電力ネットワーク構築に向けた東海地区での最新の研究動向」

日程/時刻 :   8/30(火)   13:00 ~ 15:00

オーガナイザ

岩田 幹正(名古屋大学, 電気学会)

地球温暖化や資源の枯渇などの各種課題を解決するために,日本政府は2020年10月に,2050年までに温室効果ガスの排出を全体として実質的にゼロにする,すなわちカーボンニュートラルを目指すことを宣言した。これを受けて電力業界でも多くの活動を進めており,例えば,太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを最大活用するなどの取り組みが行われている。この場合,従来の交流に加えて直流による送配電を行うための系統や設備が増加することが予想される。このような次世代の電力ネットワークの構築を見据えて,東海地区の大学において高電圧・大電流機器に関する各種研究が行われており,それらの最新の成果を発表・議論することにより,新たな気づきや発想,および分野横断的な研究進展が期待される。

OS8「共創でつくるAI、IoTシステム基盤技術と社会応用」

日程/時刻 :   8/29(月)   10:00 ~ 12:00

オーガナイザ

大塚 孝信(名古屋工業大学, 情報処理学会)

情報技術の発展に伴い、さまざまな分野での問題解決にAI、IoT技術が活用されつつあります。本企画セッションでは、社会におけるさまざまな問題を異分野の研究者、産業界が共に考えることで種々の問題を解決するための社会基盤としてのAI、IoT技術を実現するための幅広い研究開発や社会実装事例について発表を行います。

OS9「カーボンニュートラルを支えるパワーエレクトロニクスの要素技術」

日程/時刻 :   8/29(月)   16:30 ~ 18:30

オーガナイザ

今岡淳、山本真義(名古屋大学, 電気学会)

カーボンニュートラルへ向けて電力変換技術の重要性は時々刻々と高まっている。現代の電力変換を支える要素技術は電池、磁性材料、半導体モジュール、回路応用など多岐にわたる。本セッションでは、様々な要素技術について最新の取り組み事例やその歴史について多面的に取り上げる。

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