開催場所 : A会場(C3-102、主)、B会場(C3-103、副)
日程/時刻 : 9月18日(木) 15:30 ~ 16:30
曽根原 誠(信州大学)
座長曽根原 誠(信州大学)
特別招待講演者宮本 光教(シチズンファインデバイス㈱ マイクロデバイス事業部 開発部)
ワイドバンドギャップ半導体の普及が進み、特に移動体の電力変換器やデータセンター・AIデータサーバー用電源の高効率化および小型軽量化の需要が高まっている。電力変換の高効率化のためには回路におけるスイッチング損失や電流経路の正確な測定が必須である。磁気光学効果を使った新しい電流センサの開発によって、これまで計測出来てこなかったパワーエレクトロニクス領域(高周波・大電流)における低侵襲電流計測を可能とした。本発表では新しい光電流センサの原理と計測手法について述べる。
開催場所 : C 会場(C3-200)
日程/時刻 : 9 月 19 日(金) 9:30 ~ 11:30
曽根原 誠(信州大学,電気学会)
招待講演者室賀 翔 先生(東北大学)
2016年に内閣府科学技術政策よりSociety5.0が提唱され,ビッグデータやAIなどから成るサイバー空間と人々が暮らすフィジカル空間が今以上に連携する超スマート社会の実現に向けた情報分野を中心とする様々な研究・開発が進んでいる。Society5.0を支える基盤技術としては,電源やモータを始めとする電気・電子・磁気関連技術は必要不可欠であり,本セッションではそれらの最前線の研究内容を説明・議論する。
開催場所 : C 会場(C3-200)
日程/時刻 : 9 月 19 日(金) 14:45 ~ 16:45
岩田 幹正(名古屋大学,電気学会)
地球温暖化や資源の枯渇などの各種課題を解決するために,日本政府は2020年10月に,2050年までに温室効果ガスの排出を全体として実質的にゼロにする,すなわちカーボンニュートラルを目指すことを宣言した。また,2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では,DXやGXの進展による電力需要増加が見込まれる中,それに見合った脱炭素電源を国際的に遜色ない価格で確保できるかが我が国の産業競争力に直結する状況であることがうたわれ,エネルギー安定供給と脱炭素を両立する観点から,再エネを主力電源化することの重要性が強調されている。これらを踏まえた次世代の電力システムの構築に向けて,東海地区の大学において各種研究が行われており,それらの最新の成果を発表・議論することにより,新たな気づきや発想,および分野横断的な研究進展が期待される。
開催場所 : C 会場(C3-200)
日程/時刻 : 9 月 18 日(木) 16:45 ~ 18:30
田中 宏彦(名古屋大学,電気学会)
招待講演者
永木 雄也 様(中部電力パワーグリッド株式会社)
大島 誠一郎 様(株式会社トーエネック)
本企画セッションでは、電気系企業や高専・大学等へ就職した講演者から、産学共同研究事例やキャリアパス紹介のほか、学生および博士号取得者への助言や期待について講演する。その後、各講演者・電気系企業と学生聴講者間の交流会を行う。
開催場所 : D 会場(C3-201)
日程/時刻 : 9 月 18 日(木) 10:30 ~ 12:30
藤井 俊彰(名古屋大学,電子情報通信学会)
本企画セッションでは,令和6年度 電子情報通信学会東海支部 学生研究奨励賞・卒業研究発表賞の受賞者を登壇者として迎え,受賞研究に関してご講演いただく。
開催場所 : D 会場(C3-201)
日程/時刻 : 9 月 19 日(金) 14:45 ~ 16:45
森 香津夫(三重大学,電子情報通信学会)
本企画セッションでは,令和6年度 電子情報通信学会東海支部 学生研究奨励賞の受賞者を登壇者として迎え,受賞研究に関してご講演いただく。
開催場所 : H 会場(C3-301)
日程/時刻 : 9 月 18 日(木) 13:30 ~ 15:15
宇佐美 裕康(中部大学,情報処理学会)
音声対話システムは,従来のルールベース対話制御から,POMDPのような確率対話制御を経て,ニューラルネットワーク対話制御を用いることで,対話の自然さを増してきた。さらに,ここ数年で大規模言語モデルが大きく発展し,自然な応答生成が手軽に利用できるようになったことで,音声認識精度の向上と相まって,音声対話システムの構築を容易に行えるようになった。一方で,ハルシネーションの問題や高齢者等の音声認識精度が悪い話者の問題など,実用的なシステムとするためには様々な課題が残されている。本講演では,現在の音声対話システムの概要と課題に対する様々な取り組みについて紹介する。
開催場所 : H 会場(C3-301)
日程/時刻 : 9 月 19 日(金) 9:30 ~ 11:30
増澤 智昭(静岡大学,情報処理学会)
ムーンショット型研究開発事業(目標1)において,サイバネティック・アバターの社会実装が進められている。アバター社会では,有体物/無体物アバターによる人間の機能/能力の延伸/拡張/超越/越境が現実のものとなる。身体の物理的限界が縮小した結果,人間の生活様式,ひいては社会通念や倫理観さえも革新されていくであろう。そして,残念ながら,人間の能力の向上は,不正者の攻撃能力の拡大を意味する。すなわちアバター社会の安全・安心基盤の設計においては,「人間学(Humanics)」の視点からのアプローチが極めて重要となる。本講演では,アバター社会において出現するであろう新規サービスを大胆に予見し,各ユースケースにおけるセキュリティ課題を人間学の観点から考察する。
開催場所 : H 会場(C3-301)
日程/時刻 : 9 月 19 日(金) 12:30 ~ 14:30
野崎 佑典(名城大学,IEEE)
若手研究者・学生の皆さん,ランチを食べながら研究やキャリアなどについて語り合いませんか。本企画セッションでは,IEEE Young Professionals(YP)の活動紹介に加え,研究・キャリア・将来の悩みや展望などをテーマにしたカジュアルな座談会を行います。軽食を食べながらリラックスした雰囲気での交流から,新しい視点や仲間を見つけてもらう機会となれば幸いです。お気軽にご参加ください。軽食には限りがありあますので,確実に確保したい方はこちらのフォームへのご登録をお願いいたします。https://forms.gle/vAwFpPcs5N4wVHw99